Fラン大卒は就活で不利?就職できないかも…と不安な学生に言いたいこと
「もうすぐ就活が始まるけど、自分は学歴が低いし(なんならFラン)、不安だなぁ…」そんな悩みを抱える大学生も多いと思います。実際私自身もそうでしたし、不安でした。
しかし、Fラン出身の筆者から見れば「気にする必要なし!」ということです。
なぜか?
本記事ではその理由を解説します!
Fランでも大手企業に入社できるから
私自身がFラン大学出身でしたが、東証一部上場企業の総合職に内定をもらうことができました。
特に勉強やスポーツ、留学をしていたわけでもなく、しっかりと選考の対策をしたら大手企業に内定をもらうことができたため、どうしても大手に入りたいと考えたら(やろうと思えば)入れるからです。
もちろん、総合商社や外資系金融などのエリートが集まるような会社は、Fランにとって狭き門だと思いますが、それ以外の上場企業であればしっかりと準備して選考に臨めば十分挑戦できます。
もちろん100%思い通りの企業に入社できるとは限りませんが、ESで論が破綻していない、面接の準備をしっかりとしている、これらをおこなっていれば大きく就活で失敗することはないと思います。
以前面接に関する記事を書いているので、もし面接に自信がないと感じている方がいたら是非ご覧ください。
終身雇用の時代が終わりかけているから
「終身雇用?なんじゃそりゃ?」と思った方も中にはいるのではないでしょうか。
終身雇用とは、入社から定年まで一つの会社に雇用され続けることです。
日本では一般的な雇用形態でしたが、ここ数年でトヨタの社長や経団連の会長が「終身雇用は限界を迎えている」と言っています。
そうすると何が起こるのか?
ほとんどの人が転職をすることになります。
大企業は学歴フィルターを入れている場合が少なくありませんが、仮に大企業に入ったとしても、転職するなら新卒で大企業に入る必要ってあまりなくないですか?
「でも大企業に新卒で入らないと後々転職できないんじゃないの?」
こうした考え方もありますが、大企業にあぐらをかいて使えない人はたくさんいます。
30過ぎまで上司の言われたとおりにやっていただけという人はごまんといるのです。
こういう人は学歴が良くても、転職でつまづく可能性が高いです。
それなら新卒で入る会社にあまり知名度がなくても、任せてもらえる仕事が多い会社に行き、そこでスキルを磨いてもっといい会社に行くというのが賢い選択になります。
中小企業は卒業大学の派閥なんてものはほぼありませんし、学歴ではなく平等に仕事を評価してくれる土壌が整っている可能性も高いです。
終身雇用の限界をむかえ、大転職時代間近。
学歴なんぞで人をふるいにかける会社には入らないほうが幸せ
こんな考え方もあるということを頭に入れておきましょう。
時代の移り変わりが激しくなったため
世界はすさまじいスピードで進み続けています。
考えてみてください。
会社でパソコンを使うなんてほとんどなかった1990年代前半。書類は人が手書きで作成していました。
それと比較して2022年はどうでしょう。
ビジネスパーソンはパソコンを使いこなし、必要なことはすぐにメールで確認、Zoomを使えば世界中の人と会議ができてしまうんです。
物事が早く済むようになれば、いろんなことがすさまじいスピードで発展します。
企業の移り変わりも同じです。
これまでは大企業は勝ち組だったかもしれません。
しかし、勝ち組だった企業が5年で入れ替わる可能性も大いにあります。
つまり、一昔前と比較して大企業に入るメリットが相対的に少なくなっているとも言えます。
星の数ほど会社はある
あなたが就職したいのは「学生が就職したい企業ランキング」に入っているような会社ですか?
あのランキングって就職したことのない学生が選んでますよね。
私自身もそうだったのですが、多くの学生はCMを打っている会社やコンビニなどで買える商品を売っている会社しか知りません。
そのため、「就職したい企業ランキング」にランクインをするのはそういった知名度が高い企業ばかり。
もちろん、ランキングの存在を否定するわけではありませんが、ランキングにとらわれすぎず、自分が好きなことをまず絞り込んでいくべきだと思います。
「他人に見栄を張りたいから」「なんとなくかっこいいから」という理由で企業を選ぶことはやめましょう。
会社の数は星の数ほどあります。
仮にあなたの学歴が良くなくても雇ってくれる会社は絶対ありますし、そこでしっかりと結果を残すことができれば、転職で年収アップをかなえることだって十分可能です。
学歴がないから…大学時代サークルも中途半端で…
過去を悔やんでも出身大学やサークルでの成果は変えられません。
「これからの自分のために戦略的に就職活動をする」
「戦略を自分で考えてみる」
「会社に入ってから、いい条件の会社に転職する思考を持つ」
これが大切だと思います。
前向きに取り組めば逆転もある
最後に言いたいのは「就職活動は失敗してもいい」ということ。
私自身、Fランにもかかわらずなぜか東証一部上場企業に入社でき人生バラ色かと思いきや、入社一年目で病気になり、一気にどん底になりました。
逆に友人は小さい会社に行きましたが、そこで結果を出し、大企業(メガバンク)に転職しました。
そんな逆転はいくらでも起こり得ます。
私は一度どん底になりましたが、「転職したらいいじゃん!」と思い直し、外国語のスキルをつけ、仕事で結果を出し、今は外資系企業で働いています。
失敗なんてして当たり前なので「学歴が低いから」と卑屈にならず戦略的に・前向きに就職活動に取り組むことが大切です。
どんな戦略を立てたらいいのか…と思う学生も多いかもしれませんので、最後に勇気が出るおすすめの本を紹介しておきます。
moto 転職と副業のかけ算
転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 [ dy moto(戸塚 俊介) ] 価格:1,540円 |
この本の作者のmotoさんは男性にして短大卒(かなり珍しくない…)
はじめはホームセンターで働き始めて、今は本業で年収1000万円、副業で4000万円稼ぎだすようになりました。
さすがに私はこのレベルには到底達していませんが、考え方は非常に役立ちますし、とても励まされます。
どういうふうな思考をすれば、転職がうまくいくのか、年収アップにつなげていけるのか、そのヒントを与えてくれる本になっています。
学歴がどうしても気になってしまう…そうした方の背中をグッと押してくれると思います。
学歴フィルターなんかに負けずに、就職活動ゆるく真面目に頑張りましょう!
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