やりたいことがない就活生が実践すべき企業選びとは?
大学生活も後半になると、頭にちらつくのが「就活」。
とはいえ、急に仕事を探すと言っても「やりたいことがない!」という人も多いのでは?
今回は、就職氷河期に東証一部上場企業に内定をもらった私の例を中心にどうやって企業選びをしたらいいのか解説していきます。
「やりたくない」を挙げてみる
やりたいことがないという人はまず「やりたくない仕事」「働きたくない企業」を書きだしましょう。
私は「飲食業界」「ブラック企業」「一般職」は絶対に就きたくないという軸をまず持ちました。
バイト先が飲食系だったため、「飲食業界」の社員は業務時間が長く、バイトの穴埋めも行わなければいけないというところを見ていたため、やりたくないと思いました。
つぎに「ブラック企業」。私が就活していた時期は居酒屋チェーンのワ〇ミやファストファッションのユ〇クロなどのブラック企業ぶりが色々なところで取りざたされていたため、避けようと思いました。
最後に「一般職」です。私の大学の女子には一般職が人気だったのですが、給料の上り幅がかなり小さい、あまり責任感のある仕事がさせてもらえないと思いったため避けました。
もちろん、接客業が好きな人は飲食でも楽しく働けるはずですし、家庭の事情で全国転勤のない「一般職」を選択することを否定する気はありません。
あくまで私の価値観では上記の3つを避けることに決めました。
「働く姿」がイメージできるかどうか
「やりたくない仕事」をのぞいてもまだまだ色々な選択肢が残っています。
つぎに行うべきことは「働く姿」がイメージできるものをピックアップしましょう。
私自身は「金融機関」や「接客業」はイメージができませんでした。
「金融機関」はやっていることがよくわからなかったため、自分がどのように成果を上げてどのようにステップアップしていくものなのかというのがイメージできませんでした。
また、「金融機関」は今でも学閥が根強く残っていたりします。
私のような頭のよろしくない大学に行っている人間が社内で評価される姿がイメージできませんでした。
そのため、金融機関は除外しました。
つぎに「接客業」。
学生時代は飲食店で接客を担当していた私は接客業の楽しさよりも大変さを感じてしまいました。
また、接客業は残念ながら給料が低いことが多いです。
アパレル関係の友人に聞くと自分で自社ブランドを社割で買って接客中は身につけなければいけないという話を聞き、そんな状況でモチベーションを保ちながら働くということがイメージできませんでした。
そのため、「接客業」は除外して探すことにしました。
以上のことの裏を返すと?
これらのことの裏を返すと自分がどのように働き、どのように社内で成果を上げるのかという点がイメージ・説明できるとこを志望すべきです。
一回会社に勤めると、ある程度の期間はその会社で働くことになります。
また、社会人になると学生と違い、会社内で過ごす時間が一日の大半です。
やりたくないことやイメージできないことは避けるようにしましょう。
業種・職種についてはしっかりリサーチ
業種とは「飲食」「メーカー」などといった業界の種類を指し、職種とは営業や経理、一般事務など業務内容の種類です。
イメージできないことは避けるというと自分の知らない業界・職種・企業には眼中にないという方がいます。
しかし、それでは視野が狭いです。
世の中には自分が知らない仕事がたくさんあります。
例えば経理一つをとっても、「連結決算を行う人」「一企業の決算を行う人」「事業部ごとの経理処理を行う人」「消耗品・購買の経理処理を行う人」「生産現場で原価計算をする人」など様々な種類があります。
自分がやりたい仕事がなくても、どんな業種があり、どんな職種、どんなタイプの企業があるのかなどをしっかり理解しておきましょう。
志望企業探しの幅がぐっと広がるはずですよ。
まとめ
自分の「やりたくないこと」を挙げ、「働く姿をイメージ」し、業界などのリサーチはしっかり行うことが大切です。
今は転職することも当たり前になっているため、新卒の就活に思い悩まなくてもいいのかなと思います。
とはいっても、就職活動が自分の人生で重要な選択の一つであることは間違いありません。
今回の記事が何かしらの参考になればうれしいです。
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