転職に踏み切れない人の大きな勘違いとは?4社目経験中の筆者が思う転職活動で大切なこと

転職に踏み切れない人の大きな勘違いとは?4社目経験中の筆者が思う転職活動で大切なこと

「周りが転職し始めたので自分の転職活動をしたほうがいいのかな…」「今の会社ではやりたいことがないから転職したいけど、何もスキルがないし、どうしよう…」など、転職について踏み出せない人も多いと思います。

私はアラサーながら4社目で働いているので、友人やまわりの人から「転職しようと思うんだけど…」という相談を受けることがあります。

そういう方々の相談を受けるたびに思うことがあります。

それは転職について勘違いをしているということ。

この記事では、転職に踏み出せない人の勘違いしていることと転職活動の本質をお話しします。

転職に踏み出せない人の勘違い

結論から言うと「転職しなければならないと思っている」ということです。

一度も転職したことがない人は、とくにこの勘違いが多いです。

どういうことか?

つまりは、転職活動をスタートしたら「絶対に転職しなければならない」と考えてしまうということです。

こう考えると「もし受かってしまったらどうしよう」という思考になってしまうのです。

すでに4社目の私から言わせてもらうと、「内定出てから悩め!」と思います。

一時期、就活伝説などが流行り、「内定を断ったらコーヒーかけられた」というような話を聞きましたが、仮に転職で内定が出てお断りをしてもメールが返ってくるか、電話口で「残念です」を言われるくらいです。

採用担当も「断られるかもしれない」という懸念を持ちながら内定を出しています。

内定を断られるなんて日常茶飯事なのだから、転職を考えてみたものの、面接などを通じて「やっぱり転職はやめよう」と思ったとしても問題ないんです。

私自身もこれまで何度も内定をお断りしてきました(もちろん申し訳ないという思いは持ちつつ)

しかし、それで怒られたりしたことはないです。

むしろ本当に残念がってくれたり、次の会社で頑張ってくださいと背中を押されたりしました。

なので、ぜひ気軽に選考には進むべきだと私は考えています。

確認しておきたい転職活動の本質

転職 踏み切れない

転職活動の本質を改めて考えてみましょう。

転職活動の本質は「自分の市場価値を再検討する」ということです。

簡単にいうと、自分の経験やスキルを考えると、今の給料は高い?安い?ということです。

たとえば、語学堪能で実務経験も豊富、しかし現年収は300万円。

こういう人が「自分はもうちょっと高い年収をもらってもいいんじゃないか」と考え、転職活動で初めて自分の市場価値を確認するんです。

もしも、年収500万程度の書類に通ったとしたら、年収500万の可能性があるということです。

未経験でIT企業の経理に応募したら書類で落ちたら、未経験だとIT企業の経理は厳しいということです。

もちろん、企業によって選考基準は異なりますので、同じ業種・職種に複数応募してみて、まずは書類の通過率を見てみましょう。

書類が通らなければ、その業種・職種は厳しい、もしくは希望年収が高すぎるという理由ということになるので、条件を少し広げたり、下げたりします。

そして、自分の身の丈に合った条件が見つかったら、それが自分の市場価値ということになります。

その条件と、現状の自分の待遇を天秤にかけて、転職したほうが年収面・経験面でよさそうだと判断したら、転職すればいいんです。

選考中や内定をもらったあとのオファー面談で条件を改めて確認し、納得できない部分があったら断ればいいだけの話です。

転職活動で得られること

「失敗したら…」「ブラック企業だったら…」と不安になる気持ちもわかりますが、まずは動いてみることです。

応募することももちろんですが、エージェントと会って業界のことを聞く、ノーマークの業界の面接に行ってみて話を聞いてみると発見があるはずです。

転職活動をすることで得られる収穫は、ほかの業界のことを知ることができる、自分の可能性を知ることができることです。

そこで得た知恵や情報がのちのち、今後の自分のキャリアでいきてくるはずです。

私自身も、これまでの4社はすべて別業種です。

色々な人の話を聞かなければ、こんなキャリアは築けなかったと思います。

第一歩は転職エージェントに会ってみる

転職,踏み出せない

転職活動に踏み出す気が起きた人がいたら、まずは転職エージェントに会ってみることをおススメします。

転職エージェントとの面談をすると下記のようなメリットが得られます・

・いまの転職市場について知ることができる
・自分の市場価値を大まかに把握できる
・効率よい転職活動ができる

「今の転職活動について知ることができる」

まずは、今の転職活動市場について知ることができます。

私はコロナ禍で転職活動を始めましたが、転職エージェントさんに「転職するとしたら、今じゃないほうがいいですか?」と聞いたところ、「皆さんが思っているより求人が減っているわけではありませんし、在宅ワークが増えた今、リモートで面接ができるので気軽に応募してくれる人材が増えていると企業の方から聞いています」と教えてくれました。

実際に転職活動を始めてみて思ったのが、転職エージェントさんの言ったとおりだったということです。

このように転職エージェントさんに市場について聞いてみると、リアルタイムの転職市場について知ることができるのです。

「自分の市場価値を大まかに把握できる

転職エージェントさんに会うと希望条件(業界・職種・年収)を質問されます。

その際に「この会社は未経験で採用した実績がありますよ」とか、「希望の業界だと、もう少し年収を下げたところだと格段に通過率が上がります」とか、「コロナ禍で成長を遂げた企業なので採用活動が活発で、経験者は有利ですよ!」など、自分が希望している条件が市場に合っているのか、自分という人材はどれくらいの企業に興味を持ってもらえそうか等を面談の中で教えてくれます。

もし、やりたい仕事の採用が活発な時期であれば、すぐにでも転職活動をはじめるべきです。

年収アップが最優先条件なのに、年収が下がる可能性が高いのであれば、転職をやめればいいだけです。

「効率よい転職活動ができる

転職エージェントさんは求職者の条件をもとに、求人候補を選んでくれます。

リクナビネクストやマイナビ転職などで転職先を探したことがある人はわかると思うのですが、自分の興味がある転職先を見つけることにとても時間を要します。

そのため、働きながらの転職活動は時間と労力の戦いです。

しかし、転職エージェントさんが代わりに探してくれればかなりのエネルギーを節約することができます。

もし、自分の希望に合わない求人を送ってくる場合は「こういうのでなく、~~な求人を探してください」を伝えることで改善されますのでご安心ください。(最悪、別担当者にしてもらうことも可能です)

とにかく、転職エージェントは人材市場のプロなので、話を聞いてみることはとても有意義なことです。

転職エージェントに関する細かい利用方法は下記の記事でまとめていますので、興味がある方は下記から読んでみてください。

おわりに

転職活動は大変ではあるものの、気づきの多い楽しいものだということをぜひ知っていただきたいです。

これまで気づかなかった自分の可能性、伸びている市場、同じ年代の年収など、普通に働いていたらわからないことをしることができ、それだけでレベルアップしている気持ちになります。

本記事を読んで、気軽に転職活動・転職に踏み切れる人が1人でも増えればうれしいです!

(2022.2.18 更新)

http://www.lvpeng.tokyo/2020/11/23/2301/

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