パワハラで退職したい人の転職理由!内定4社のアラサー筆者の経験をシェア
私はかつて、ワンマン社長の会社で働いていました。
社長に嫌われた社員はみんなパワハラを受け、自主退職に追い込まれていきます。
私は社長から嫌われていたものの、素晴らしい上司のおかげで何とか働くことができていました。
しかし、ある日、退職を本気で考えなければいけないできごとが発生。
それは上司・同僚の退職です。
これを機にパワハラ加速が必至になり、急いで転職活動しました。
結果、内定を4つもぎ取りました。
29歳6か月で後ろ向きな理由から始めた転職活動、どんな転職理由で戦ったのかを体験談ベースでお話しできればと思います。
転職を決めた理由は「上司と同僚の退職」
私の率直な退職の理由は上司と同僚の退職です。
私は以前ワンマン社長の会社にいたのですが、社長はお気に入りの人と嫌いな人が明確です。
以前、ワンマン社長のミスを指摘してから完全にパワハラ対象・リストラ候補に昇格(?)しました。
社長は別の社員に私のあら探しをさせ、なにかあったら辞めさせる算段だったのでしょう。
ただ、私はほかの社員との関係が良好でしたので、特に何かを密告されたりしませんでした。
とはいえ、社長とのコミュニケーションはひどいもんでした。
こちらが質問しても、基本的には「あぁ・・・」としか反応がなく、ほぼ無視の状態。
社長以外の社員とは関係が良好でしたので、めげずにとりあえず目の前の仕事に邁進していました。
ところがある日、上司と同僚から「会社を辞めようと思っている」ということを告げられ、「これはやばい」と思いました。
というのも、上司は私がミスをしても社長の怒号から守ってくれていた存在だったからです。
また、同僚はわしの愚痴を聞いてくれて社長からの私の悪口にも受け流してくれていた存在だったからです。
この2人が辞めたら防波堤がなくなり絶対に解雇される…
上司と同僚の退職は半年先だったので「先に辞めさせてください」とお願いし、一気に転職活動に火が付き、怒涛の職探しが始まったのでした。
転職デッドラインは4か月!急いで始動
上司と同僚の退職が約半年後で、その2人が社長に退職を伝えるのが2か月ということだったので、その前までに退職しなければ「お前のせいで人が辞めた」と言われそうでした。
つまり転職デッドラインは4か月…
そのため私は「4か月と言わず3か月で辞めてやる」という決意を固くしました。
ちょうど転職活動が始まったのが12月28日(ごろ)の仕事納め、私の年末年始は転職活動一色となりました。
とにかく求人を片っ端から見て、年末にエージェントの面談予約、選考が比較的ゆっくりな大きめの企業に応募。
毎年の年末年始休暇はゆっくり楽しく過ごしていたのですが、この年はパソコンとお友達でしたね。
ただ、まとまった時間を確保できたという点はとても良かったと思います。
私はその後も転職活動をしていますが、転職活動は長々とするよりも3か月くらいの短期決戦と決め込むほうが集中してできるため、圧倒的におススメです。
転職理由は絶対に前向きない理由を据える
私の転職活動の理由は先ほども書いた通り「パワハラ社長から逃げるため」です。
しかし、経験上この理由を正直に話すのはNGです。
なぜなら「周りのせいにするクセがある」「自己反省しない人」と思われてしまう恐れがあるためです。
アラサーだった筆者は「今とりくんでいる大きな仕事に区切りがついたので、新しい環境でさらにステップアップしたい」という理由にしました。
新しい環境でステップアップしたいというのは多くの人が持っていることだと思うので決してウソではありませんし、大きな仕事に区切りがついたというのもエピソードを加えれば大きく突っ込まれることはありません。
とにかく面接ではとにかく前向きになることです。
「過去の結果から…」ではなく「これからこうなりたい、そのために御社で働きたい」という今後の展望のほうに重点を置きましょう。
そのため、ある程度(建前でも)転職理由が固まったら、志望企業に入ってやりたいことを語れるように準備してみてください。
もちろん、入ってみなければどんな働きができるかわからないという人も多いかと思いますが、そんなことは面接官だった百も承知です。
まず大切になるのは志望者の希望や展望です。
控えめな日本人は、好き勝手語るくらいでちょうどいいと思います。
有休1日・面接3社、年明けから怒涛のスケジュール
年末年始休暇は企業探しと、履歴書・職務経歴書の作成にあて、仕事始めは完全なる転職活動のスタートと位置づけ、ガンガン面談・面接を入れていきました。
「終業後しか面接できないからうまく転職感動できるかわからない・・・」と思う方もいるかもしれませんが、私の経験上19時半スタートくらいでしたら対応してくれる会社が多かったように思いますので、申し訳ないという気持ちを持ちつつお願いしてみましょう。
新卒の就職活動と比較して転職の面接は早いスピードで進んでいきます。
長くても1週間で選考の結果は出ます。
そのため自分のスケジュール次第ではかなりサクサク進むはずなので面接は同じ時期にガツガツ入れたほうが、内定が被った際に各社内定のタイムラグが少なくなり、選ぶ際に余裕が出ますのでおすすめです。
ちなみに私は1日有休をとって3社面接を入れたりしていました。
大変でしたが、短期集中型は本当に良かったと思います。
開始から2か月半ほどで内定が出て無事退職
応募、面接、応募、面接を繰り返し、ほぼ同時期に4社の内定をもぎ取りました。
ワンマン社長に嫌われているリストラ候補の私でも4社から引き合いがあったことは本当にうれしかったですね。
また、当初はマイナスな理由からスタートした転職活動でしたが、しっかりと前向きな理由を固めていったら何の問題もなかったので一安心でした。
ちなみに内定が1社出た時点で、社長に退職を申し出てました。
その際にも「ここで沢山のことを学んで、その経験を活かして新しい挑戦をしたい」ということだけを伝え、無事に受理されました。(もともとリストラ候補の社員だったので願ったりかなったりだったとは思いますが…)
ここでも色々と話すとマイナスな印象になりかねないので、とにかくシンプルに前向きに伝えましょう。
もし、今ネガティブな理由で退職したい方がいましたら、色々と思うことはあると思いますが、ぜひ前向きな理由で転職活動に取り組んでほしいと思います。
それが転職への近道になると思います!
更に詳しい転職活動の進め方は別記事でも紹介していますので、ぜひ下記から読んでみてください!
(2022年2月7日更新)
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