【体験談】29歳女性の転職は厳しい? 私が未経験職種でも年収アップできた方法

【体験談】29歳女性の転職は厳しい? 私が未経験職種でも年収アップできた方法

アラサー女は結婚や出産がある可能性があるため企業が採用に対し慎重になりやすいと言われていますが、私自身はそうした雰囲気は感じませんでした。

私は29歳6か月時点で転職活動を始め、29歳8か月で内定をもらいました。

未経験職種ながら年収は約50万円アップ、残業は少し増えてしまいましたが、前の会社に比べてとても楽しく仕事ができています。

ここに書いていることは当たり前のことかもしれませんが、しっかりと実践すれば今より年収が下がるということはないと思います。

ちなみに私が転職をしようと思った理由については過去記事「29歳のアラサー女が3か月での転職を目指した理由」をご覧ください。

準備編1:なぜ転職するのかを明確にする

まず、なぜ転職するのか明確にする必要があります。

「焦ってなんとなく辞める」というのはやめたほうがいいと思います。

なぜならそういう理由なら今でなくてもいいからです。

「30超えると転職できない」という言葉は半分あっていて半分間違っているかなと思います。

しっかりとした目的や目指す将来像があれば30を過ぎても転職できると思います。

私の場合は以前の会社がワンマン社長だったこと、その会社でどんどん人材が流出していく様子を見て半ば逃げる思いをメインに、以前からやってみたかった職種に挑戦したかったという理由で転職を目指しましたが、4社から内定をもらいました。

面接で話すのは一部でも構いませんが、自分の中で「なぜ今転職しなければいけないのか」という考えを明確にしておいた方が後悔もしませんし、気持ちが入るので短期間で転職を決めることができるはずです。

準備編2:業界は現状と同じか、未経験か

まず決めるのは「今の業界か」「未経験業界か」です。

もし年収アップを目指すなら平均年収を調べて高い年収の業界に行くべきです。

未経験業種に憧れ・目標があるのなら「無理かも…」と思わず挑戦すべきです。

自分の中で希望職種・業種は決めておきますが、応募企業を明確に分ける必要はないとは思います。

今の業界や職種が嫌いでなければ、そうした業界に本気で行きたくなくても面接の練習として活用できるからです。

私は自分の力試しのためにいろいろな業種に挑戦しました。

準備編3:絶対に譲れないことを整理しておく

自分が絶対に譲れない条件もまとめておきましょう。

これをする必要があるのは、ずばり「転職に失敗しないため」です。

実際に入社してみて「こんなはずじゃなかった」とならないために譲れないラインを明確にしておくことで、面接中やオファー面談で気になる部分を必ず確認するようにしましょう。

今の仕事から転職しようと思うときは、自分の中で必ず許せないラインを越えたからだと思います。

「社長が嫌い」や「年収が低すぎる」という後ろ向きの理由もありますが、「人は悪くないけど成長が見込めない」、「とにかく新しい業種に挑戦がしたい」という前向きな理由もあると思います。

もし「社長が嫌い」が嫌いなら「社長に人柄が信頼できる」ということを譲れない条件にするべきですし、「エンタメ業界で働きたい」という転職理由があるのなら、それを譲れない条件に転職活動を進めていくべきです。

準備編4:自分が企業に与えられることを明確にする

企業は、「現状足りていない人材」の求人を出しています。

その足りない部分に自分が合致すれば入社となるわけですが、案外自分ができることと企業の欲しているものをうまく関連付けられない人が多い…

逆の立場ならわかると思うのですが、仮に自分が人を採用するとして「なんとなくかっこよさそうだったから」という理由より「これまでの業務で学んだことを活かし、会社をこうしていきたい」という風にお話しできる人のほうが欲しいと思いませんか?

「自分は○○という業務をしてきたので、御社では~~していきたいと思います」という部分についてしっかりと整理しておきましょう。

「御社の〇〇という業務に生かせるのではないかと思い~~」というのもいいですが、「○○で御社をこうしていきたい」と未来のことを話す方がポイントが高いと思います。

「コツコツ物事に取り組む」や「この業務にだけはめちゃくちゃ詳しい」などでも志望する企業との共通項があるはずです。

そういったつながりを見つけることができれば、書類選考や面接選考でグッと好印象を与えることができると思います。

実践編1:自分に“合った”転職サイトに登録する

当り前じゃないか!と思うかもしれませんが、きちんと自分に合った転職サイトに登録することが成功の近道です。

大手だから○○、というよりは年齢に対して高い年収に挑戦したい場合はAMBI社会人経験が浅いならマイナビ転職など、自分に合ったサイトに登録して志望企業を探すようにしましょう。

サイトについては以前まとめた記事があるので、ご参考までに過去記事「【アラサーの転職活動】転職サイト6選、それぞれの特徴は?」も参照してみてください。

私はいろいろなサイトに登録しましたが、おすすめはリクナビネクストAMBI直接応募です。

実践編2:転職エージェントと面談をする

転職エージェントというのは求職者を企業に入社させて報酬をもらっています。

企業からお金をもらえるため求職者である私たちは無料で利用することができます。

エージェントの利用価値についても過去記事「転職エージェント利用の3ステップを徹底解説」でまとめていますので、興味があったら見てみてください。

エージェントによっては当たりはずれがあると言われていますが、話を聞くのは自由なので「今の転職市場はどうか」「内定が出る人にはどういう特徴があるのか」「どういうスケジュールで転職を進めていけばいいのか」などは、わかりやすく説明してくれます。

私自身はエージェント経由で転職はしていないのですが、教えていただいたスケジュール(3か月)で転職しましたので、お話を聞いたことはプラスになったなと思います。

実践編3:面接ノートを作る

転職を始めるといくつもの企業に応募するため、企業ごとにノートにまとめておくと面接前に役立ちます。

おすすめは「なぜ応募したか」「応募した業務に対して自分の経験がどういかせるか」「入社したら何がしたいか」「懸念していることは何か」を企業ごとにまとめておくと便利です。

自己紹介やこれまでの業務説明は企業ごとに分ける必要はないと思いますので、あらかじめ共通のこととしてノートの初めのほうにまとめておくようにしましょう。

文字にすることで頭の中が整理され、丸暗記しておかなくても面接でスラスラお話しすることができますので絶対に実践していただきたいことです。

いかがでしたか?

私はすでに2回転職をしていますが、1回目よりも2回目のほうがうまい転職活動ができたと思います。

大切なのはすべての事柄を「なんとなく」ではなく「明確に」することです。

年収や年間休日はもちろん、自分の将来像、転職先でどうしていきたいのかきちんと言語化することが大切だと思います。

人生で転職する回数は10回もありません。

後悔のない転職活動にしましょう!

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