この記事を見ている方は、おそらくワンマン社長に嫌われた人なのではないでしょうか。

私自身、ワンマン社長に嫌われて大変な思いをしました。

ワンマン社長というのは会社の中で絶対の権力者です。

そんな人に嫌われたら正直退職を検討したほうがいいと思います。

この記事では私自身がなぜ嫌われ、なぜ転職を決断したのか、嫌われた人間の末路を書いていきます。

仕事のミスの責任を取らされる

私が嫌われたのはここから始まりました。

新規事業の立ち上げを行い、海外出張し交渉する仕事を行っていたのですが、その業務が難航。

そんな中、うちのワンマン社長は現地企業が嫌がるようなことをしてしまったのです。

もちろん完全に悪気があったわけではないと思うのですが、おかげで事業は難航したことには間違いありません。

それについて「こういう話はしないほうがいいですよ」と指摘すると、ワンマン社長の態度が一変しました。

始まった公開処刑と無視

私としてはやんわり指摘したつもりでしたが、ワンマン社長はそれが大いに気に入らなかったご様子。

私の作る書類に赤入れをして、社員全員に「間違い例」として配布。

公開処刑もはなはだしい仕打ちでした。

しばらくしてこの対応が社員から不評だったため、今度は私の問いかけには「知らない」「別にいいんじゃない？」など、適当な相槌しかしなくなりました。

新しい事業に対して策を講じようとミーティングを設けても上の空の回答しか得られず。

ほぼ無視を決め込んでいました。

上司がフォローしてくれて何とかいくつか作業が行えるようになりましたが、それでも出張で少し費用がかさむとキレる。

誰のせいでこうなったんだよ…と思いつつも、出張には2人体制で行かせてもらっていました。

ところがこの“2人体制”の出張には大いに意味があったのです。

20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントのマイナビジョブ20’s

周りを巻き込み嫌がらせ

何度か出張に行かせてもらいましたが、絶対に2人体制で行かせてもらっていました。

ただ、不可解な点がありました。

出張前になると私と一緒に出張に行く同僚だけ社長に毎回呼び出されていたのです。

ワンマン社長のいる会社は狭いので鮮明には聞こえないものの、会議室から私の名前が聞こえていました。

きっとなにか私の話をしているのだろう…悪口かな…

そんな風に思っていました。

狭い社内で悪口を言われている（ような）雰囲気だと、正直精神的にきます。

現地法人には頭を下げ、社内ではなるべく波風立てないように過ごしていましたが、それでもぐちぐち言われる毎日。

退職後、その同僚から聞いたのですが「○○さん、ちゃんと仕事をしていないようだから出張中見張ってて。もしちゃんとやってない事実があれば、退職させるから」と言っていたそうです。

同僚はあくまで私の味方だったため、変な告げ口はしなかったようですが、こんなスパイみたいなことをさせてまで私を辞めさせたかったようです。

ついに退職を決断

ワンマン社長から嫌われていることは明らかでしたが、上司・同僚には恵まれていたため、何とか仕事には行っていました。

しかし、ある日その上司・同僚から半年後「会社を辞める」という話を聞かされました。

これまでの嫌がらせは上司がまだ食い止めていた部分があったため、その上司がいなくなったら「本気で退職に追い込まれるに違いない」という危機感に襲われ、私も上司が退職する前に退職を決意。

ちなみに私がワンマン社長に退職を申し出ると二言返事で了承。

「ようやく辞めてくれたか」というのが本音だったと思います。

そこから働きながら転職活動をし、4社から内定をもらいました。

ワンマン社長に嫌われ、散々罵声を吐かれていた私でもこんなに必要としてもらえるんだ

そんな風に転職活動を通じて勇気をもらいました。

年収も50万円ほどアップしましたし、今は「早く逃げ出してよかった！」と心から言えます。

どういった点に気をつけながら就職活動を行ったかということも記事にしていますので是非ご覧ください。

関連記事：【失敗しなかった】29歳アラサー女が未経験職種に転職できた方法

ワンマン社長の会社を辞めたい人へ

冒頭でも申し上げた通り、ワンマン社長は企業の中で絶対的支配者です。

その人に嫌われたら正直、そのコミュニティでは生きていけません。

また、ワンマン社長という言葉が物語るように、彼らはめちゃくちゃ頑固です。

一度人を嫌いになると、基本的にはずっと嫌い続けます。

そのため、嫌われていた人が名誉挽回するといった逆転は基本的にあり得ません。

精神がまいってしまう前に早く逃げ出すことを強くお勧めします。

ワンマン社長に嫌われた人の末路は…残念ながら「退職」しかないと思います。

ただし、退職を伝えるとより横暴な態度に出るワンマン社長もいます。

そうした方には下記のような退職代行というのも手だと思います。

最近はたくさんの退職サービスがありますので、自分に合いそうなサービスを見つけて頼るということは私は逃げではないと思います。

正当な自主防衛なので、本当にワンマン社長の顔も見たくない人はぜひ使っていただきたいサービスです。

退職代行 ネルサポ

「退職代行 ネルサポ」では24,000円（追加料金なし）で退職を代行してもらえます。

万が一、退職代行に失敗したら全額返金されるほか、「本当に退職できるか」「有休をもぎとってほしい」など、退職に関する不安ごとを退職心理カウンセラーに回数無制限で相談することができます。

利用ステップは下記の通り。

無料相談がLINEでもできるというのは非常に手軽ですね。

「即日対応してほしい」「これまでの給料をきちんと支払ってもらえるか」など幅広い退職者の希望や不安に対応してもらえるということなので、まずは気軽な気持ちで相談してみることをおすすめします。

とはいえ、退職代行サービスはお金がかかってしまいますので「もったいない！」と思う人は勇気をもってご自身で伝えましょう。

ただし、全く話が伝わらないワンマン社長もいます。そこには注意しましょう。

私が以前いた会社の同僚は、退職すると伝えてから1か月間ずっと精神的・金銭的な嫌がらせを受けました。

人間性が破綻している人間に礼儀やルールは通じません。

ご自身のワンマン社長がそういう人だった場合は退職代行は有効な手立てだと思います。

ワンマン社長の会社で心をすり減らしている方が一刻も早く退職できることを願っております。

【元弊社調べ】ワンマン社長の横暴ぶり集　私はこれで退職を決意しました

※この記事には広告・プロモーションが含まれており、リンクにはアフィリエイトリンクが含まれています。